ジャージー牛乳
乳牛と言えば白と黒の大きなホルスタインを思い浮かべるのが普通かと思いますが、岡山県の蒜山高原で飼育されている牛ちゃんは赤茶色でちょっと小柄です。
イギリス生まれのこの牛は「ジャージー牛」と呼ばれる品種で、濃厚な味で知られる「ジャージー牛乳」を出してくれます。
ヨーロッパやオセアニアでは大人気のこのジャージー牛ですが、日本では1万頭ほどしか存在せず、そのうち3割程度が岡山県で飼育されています。
良質な牛乳が取れるのは確かなのですが、その量はホルスタインに比べて半分程度と少なく、食肉にも不向きなため、日本ではあまり普及していないのです。
しかし、蒜山高原のジャージー牛乳は知る人ぞ知る岡山の名産品です。
その乳質は実に濃厚で無脂固形分率は北海道のホルスタイン牛乳が平均8.7%なのに対して、蒜山高原のジャージー牛乳は平均9.5%。乳脂率においては平均5.2%と、ホルスタインの平均3.8%を大きく上回ります。
また、この蒜山高原のジャージー牛乳はカロチンを多く含むため、味だけでなく色も濃厚で、鮮やかな黄色のジャージー牛乳は『ゴールデンミルク』と呼ばれています。
そのまま飲むのが最高ですが、バターやチーズ、ヨーグルトなどの乳製品も絶品で、近頃はこのジャージー牛乳から作るプリンやチョコレート、シュークリームなどのお菓子類は蒜山高原のお土産としてだけではなく、お取り寄せグルメとしても超人気です。
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