ひよ子饅頭は福岡or東京どっちの名産品?
先日大型連休を終えて久しぶりに会社へ行くと、控室のテーブルには2つのひよ子饅頭が置かれているではありませんか。
聴くと、どちらも初めて帰省した2人の新入社員のお土産だと言います。
1人は福岡出身の子、もう1人は東京出身の子。
さて、この2つのひよ子饅頭、どこがどう違うのでしょうか?
実はあの2匹の「ひよ子」は兄弟で、共に出身は福岡県飯塚市です。
地元で明治から続く和菓子屋を営んでいたあるチャレンジ精神旺盛な店主は、日頃より”大人にも子供にも愛される何か新しいお菓子を作りたい”と考えていました。
そんなある夜、その店主の夢の中に現れたのがあのひよこの形をした饅頭だったのです。
それは飯塚が、養鶏が盛んだったという背景もあるでしょうが、それ以上に”滋養があり、美味しく、万人に愛されるお菓子を作りたい”と思っていた彼の情熱が「ひよ子」を生み出したのではないかと言われています。
そして、彼は全力で製造に着手し、試行錯誤の末に誕生したのが、後に福岡の名産品にまで伸し上がったあの「ひよ子」饅頭だったのです。
今ではすっかりおなじみとなりましたが、あの立体的な形は、当時は業界の常識を覆すものだったそうです。
独創的で姿の愛らしい「ひよ子」は、たちまち地元福岡の人気者になりました。
その後、東京オリンピックが開催された昭和39年、日本一のお菓子を目指して「ひよ子」は東京に進出。
相次ぐ新幹線の開通により、東京での「ひよ子」も東京銘菓としてしっかり定着したのです。
魅力はやっぱりあの形。現在東京の「ひよ子」は、「東京ひよ子」として埼玉県で製造されています。
そんな「東京ひよ子」は、本籍地が福岡で、住民票が東京都言ったところでしょうか。今も地元福岡で頑張り続ける兄に対して、上京した弟は新天地で負けない位頑張っています。
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