盛岡冷麺
冷麺と冷やし中華は似たような物とされている地方もあるようですが、盛岡では違います。
冷麺は冷麺、冷やし中華は冷やし中華です。初めて盛岡で冷麺を注文する時はいささか覚悟が必要です。
なぜなら、その面の感触は独特で、ゴムのように感じる人が多いからです。盛岡の冷麺は、スパゲッティなどのパスタと同様に小麦粉や片栗粉などを用いた生地に強い力を加え、麺の太さに合わせた穴から押し出して作られる押し出し麺で、その過程において麺が高温になりアルファ化するために強いコシが齎されるのです。
しかし、そのコシのある麺と牛骨で作る独特のスープのコンビネーションは実に絶妙で、そこに辛いキムチが加わる事によって、さらに味わいを増します。
一度食べたら病みつきになる人も多く、盛岡の冷麺は、そんな熱狂的な地元ファンたちの口コミによって、全国にその名を知らせる事となりました。
2000年4月からは、さぬきうどんや札幌ラーメン、長崎チャンポンなどと同様に、公正取引委員会がその生麺に対して「特産」あるいは「名産」の表示を認め、盛岡の冷麺は、「盛岡名産 本場盛岡冷麺」となりました。
又、そんな盛岡冷麺の誕生には今話題の”北朝鮮”がキーワードとなるエキサイティングなストーリーがあり、「盛岡冷麺物語」というタイトルで2007年に書籍化されています。
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