甲州ぶどう
生食は勿論、冷夏や飲料、アルコール類としても需要の豊富なぶどうは、世界で最も多く栽培されている果物です。
日本での生産量はフルーツ王国山梨県がトップ。
その歴史は古く、一説には山梨のぶどうは1200年以上も前からあったとも言われています。
現在山梨で栽培されているぶどうの主な品種は、デラウェア、巨峰、ピオーネ、甲斐路、甲州などでそれぞれに特徴があり、その味も用途も収穫時期も様々です。
最近では巨砲のような大粒でありながらも種がなく、非常に糖度の高い「ピオーネ」が人気のようですが、実はぶどうの健康や美容に良いとされる栄養分は、実と種の間に最も多く含まれています。
ですから、山梨の名産品である「甲州ぶどう」を種ごとパクリと食べるのが実は一番のお薦めなのです。
山梨産、甲州ぶどうの種は胃や腸の中で分解されるので、特に害はありません。ご安心あれ!!
ぶどうはその昔、ヨーロッパでは”果物のミルク”と言われ、薬用として栽培されていました。フランスやドイツには、「ぶどう療法」と言われるものがあり、肝臓や腎臓、泌尿器などの病気の治療にブドウが用いられていたそうです。
又、腎臓結石や胆石、痛風、胃の疾患、下痢や便秘などにもぶどうは良いとされていたと言います。東洋医学でもぶどうは、喉の渇きや痛みを取るほか、利尿作用によってむくみを解消したり、顔色をよくするなどの調書があり、食欲増進、造血作用、滋養強壮等にも効果的だと言われています。
さらに最近の研究により、ぶどうパワーの凄さは益々明らかになって来ています。その源は「ポリフェノール」ですが、中でもぶどうには、悪玉コレステロールの生成を抑制し動脈硬化を抑制したり、善玉菌を成長させる整腸効果のある「カテキン」や止血作用、抗酸化作用、虫歯の抑制、発ガン抑制などを有する「タンニン」、活性酸素の生成の抑制、血液浄化、血圧抑制効果などの高い「アントシアニン」が多量に含まれているのです。
そんなポリフェノール以外にも、山梨産の「甲州ぶどう」には数値を下げるインスリンの分泌を促す作用や肝機能を保護する作用を持つ「アラニン」や脂肪を分解するリパーゼという物質を活性化させる働きがあり、同時に免疫力を高めたり、脂肪燃焼効果や筋肉強化の効能等を発揮する「アルギニン」、コラーゲンの主要要素で骨や腱、靱帯の生成で必要であり、またシミや肌荒れを防ぎ健康な肌を保つ働きがある「プロリン」などのアミノ酸がふんだんに含まれており、多大な美肌効果があるとも言われています。
その上、甲州ぶどうには、有機酸と言われる、腸内を健康に保ち、便秘や大腸ガンなどのさまざまな病気を予防する「酒石酸」と活性酸素の抑制と疲労の原因物質である乳酸を減らすとともに、腸の働きの活発化や体内の浄化作用を活発にする「リンゴ酸」が含まれ、これを摂取する事によって、腸内で悪玉菌の増殖を抑制し、ビフィズス菌などの善玉菌を増やし腸内細菌のバランスを保つ効果を得られるのです。これらアミノ酸や有機酸による美容や健康への効果は勿論総てのぶどうに共通するものではありますが、山梨産の「甲州ぶどう」は特に優秀だと言われています。
なるほど、そんなすごいぶどうから造られるワインというアルコール飲料が美容や健康に良いと言われるのも納得ですね。
でも、飲み過ぎにはくれぐれもご注意を…!
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