コシヒカリ
農林水産省発表の2007年産水稲品種別収穫量によると、新潟県産コシヒカリが前年産より4800トン増の50万6600トンと、産地別で9年連続の首位となったそうです。
確かに、新潟は誰もが認める米処。中でもコシヒカリは超有名ですよね。
特に魚沼地方で栽培されるコシヒカリは「魚沼産コシヒカリ」として、食味日本一の評価を受けるお米のトップブランドです。
又、そんな地元産のお米を使って作られるせんべいやあられなどの米菓は新潟の名産品で、その生産額も日本一! さらに、地酒も兵庫県、京都府に次ぐ第3位です。
それもそのはず、新潟のコシヒカリは、雪国新潟県民の期待の星として誕生したお米で、”越後の国で光りかがやくように”という願いを込めて名付けられたのです。
「こしひかり」は漢字で「越光」と書きます。この「越光」の「越」は越の国の「越」。
今でいう新潟から福井へかけての北陸地方の事で、越後、越中、越前として現在もその名が残されています。
そんな越後の国、新潟県民の思いは見事に実り、今や新潟産コシヒカリは、信濃川や阿賀野川が育んだ広大な新潟平野で正々堂々と光り輝いています。
しかし意外や意外、コシヒカリの歴史はまだ浅く、1944年の新潟県農事試験場の農林22号と農林1合の交配が起源であると言われています。
その後、福井県の福井農事改良実験所でさらに研究が行われた結果、1956年に福井県で品種登録され、「農林100号」という番号が付けられました。
この水稲農林100号こそが、現在のコシヒカリなのです。
なんとコシヒカリ君は、昭和、それも戦後生まれで、福井県出身なのであります。
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