ういろう
名古屋銘菓と言えば、『ういろう』と答える人が多いようです。
『ういろう』とは、うるち米や蕨、小麦粉などの粉に砂糖を加えて作る蒸し菓子で、この『ういろう』をご当地の名品にしている処は沢山ありますが、主原料の粉が各地によって異なります。
名古屋の『ういろう』は、米粉を主原料にし、砂糖を加えて蒸したもので、味付けの材料によって表面の色が決まります。
通常は黒砂糖、もしくは白砂糖を使用する事が多いようですが、近頃では抹茶やゆず、桜、梅など、季節によって様々なバリエーションが登場するようになり、彩りも鮮やかです。
中でも、名古屋ういろうの老舗「青柳ういろう」の『コーヒーういろう』は、そのちょっとアンバランスな発想からは想像できないほどの美味で、人気の名古屋土産となっています。
因みに、「青柳ういろう」のシンボルとなっている柳に飛びつくカエルのトレードマークは、地元名古屋出身の洋画家でデザイナーの「杉本健吉」氏が手がけた芸術作品です。
元来『ういろう』は『外郎』と書き、痰切りや口臭予防に効果を発揮する薬品の事で、その薬に色や型がよく似ていたところから名づけられたと言われていますが、和菓子の『ういろう』は正式には『ういろう餅』と言います。
独特の方言で知られる名古屋では『うぃろぉ』と発音するそうです。
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