黒豚
鹿児島の名産品と言えば、さつま揚げやさつま芋、桜島大根など、その地名が付く物を思い浮かべがちですが、その王様は『黒豚』をおいて他にはないでしょう。
しかし、鹿児島の黒豚が、今や押しも押されぬ国内最高峰のポークブランドにまでのし上がった陰には、鹿児島のもう一つの味覚である「さつま芋」の存在があったからこそだと言われています。
つまり黒豚は、鹿児島の名産品が生んだ鹿児島の名産品なのです。
鹿児島の黒豚は、さつま芋を食べて育っていますが、黒豚にさつま芋を与えると、脂肪の融ける温度が上昇し、不飽和脂肪酸含有量が減少する事により、脂肪の質が向上します。
鹿児島黒豚の特質で人気の理由でもあるさっぱりとした食感や身体への良さは、そういった背景が大きいのです。
鹿児島の黒豚は、『黒豚』と言っても全身が真っ黒な訳ではありません。
四肢・鼻梁・尾端の6ヶ所に白斑があり、これを「六白」 と呼びます。
この斑点のある六白豚だけが純粋な黒豚として認められ、掛け合わされて、鹿児島黒豚として飼育されるのです。
けれど、生まれたばかりの黒豚は体重が1.2キロ前後しかなく、又、発育も遅くて、出荷体重の110キロまでにするには、通常より2ヶ月長い8ヶ月の養育期間が必要とされています。
そんな鹿児島の黒豚は、もともと出産数も少なく、地元では”育てる宝石”とまで言われている美食の貴重品です。高級なのも納得ですね。
運営者情報
当サイトはリンクフリーです。
トップページ、サイト内ページ、全てご自由にリンクして下さい。
リンクの報告も必要ありません。